株、為替等の市況予想
【 市況 】
(左図はNT倍率日足チャート)
日経平均は小反落し、4円安の10350円で引けた。高値警戒感が続く中でも、好決算を材料に大手銀行株が買われ、TOPIXは12連騰となった。このところ上昇を続けていたNT倍率が、今日は減少した。これが、主要輸出銘柄等の影響を受けやすい日経平均の割高感を表しているのか、それとも、金融・内需セクターによる一層の上昇牽引を表しているのか、意見は分かれるところだろう。
気になるのは、前米連邦準備理事会(FRB)議長のグリーンスパン氏の発言。要旨は以下の通り。
・住宅価格が一段と下落すれば、景気安定化と信頼感改善の兆しが失われる恐れがある。
・住宅価格が今後、急激に下落するとは思わないが、安定化の動きは一時的なものにすぎない。
・住宅価格下落の第2波が起きる可能性がある。
・そうなれば、消費者心理に極めて大きな影響が及びかねない。
グリーンスパンは中央銀行の総裁としては結果的に失敗してしまったが、個人的には今でも信奉しており、他のどのアナリストよりも先見性があると見ている。
現在のところ、住宅着工件数は増えているが、住宅価格は下げ止まっていない。ダブついているという状況だ。雇用情勢が改善されなければ所得は増えない。所得が増えなければ住宅価格は高くならない。住宅価格が増えなければローンの金利を上げられない。米金融機関株価と、住宅着工件数、住宅価格の推移を注視したい。
【 株取引 】
三菱UFJ(8306)含み益増大、引き続き持ち越し。
【 FX 】
ドルが売られ続けていたが、ドル/円に関しては動きが小さい。94.8円前後のもみ合いを抜けたため、短期ならロングエントリーできるだろう。現在はドル円を様子見、豪ドル/USドルを中期でロング。
日経平均は小反落し、4円安の10350円で引けた。高値警戒感が続く中でも、好決算を材料に大手銀行株が買われ、TOPIXは12連騰となった。このところ上昇を続けていたNT倍率が、今日は減少した。これが、主要輸出銘柄等の影響を受けやすい日経平均の割高感を表しているのか、それとも、金融・内需セクターによる一層の上昇牽引を表しているのか、意見は分かれるところだろう。
気になるのは、前米連邦準備理事会(FRB)議長のグリーンスパン氏の発言。要旨は以下の通り。
・住宅価格が一段と下落すれば、景気安定化と信頼感改善の兆しが失われる恐れがある。
・住宅価格が今後、急激に下落するとは思わないが、安定化の動きは一時的なものにすぎない。
・住宅価格下落の第2波が起きる可能性がある。
・そうなれば、消費者心理に極めて大きな影響が及びかねない。
グリーンスパンは中央銀行の総裁としては結果的に失敗してしまったが、個人的には今でも信奉しており、他のどのアナリストよりも先見性があると見ている。
現在のところ、住宅着工件数は増えているが、住宅価格は下げ止まっていない。ダブついているという状況だ。雇用情勢が改善されなければ所得は増えない。所得が増えなければ住宅価格は高くならない。住宅価格が増えなければローンの金利を上げられない。米金融機関株価と、住宅着工件数、住宅価格の推移を注視したい。
【 株取引 】
三菱UFJ(8306)含み益増大、引き続き持ち越し。
【 FX 】
ドルが売られ続けていたが、ドル/円に関しては動きが小さい。94.8円前後のもみ合いを抜けたため、短期ならロングエントリーできるだろう。現在はドル円を様子見、豪ドル/USドルを中期でロング。
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